NV−01 ドッグバッグ
所属 わんわん帝國
全長 18.25 m
全幅 28.62 m(ローター含まず)
全高 6.93 m(VTOL時)
ローター直径 6.4m〜12.2 m(伸縮)
空虚重量 15.57 t
使用用途 輸送
操縦者 2名+犬士2匹
乗員 最大24名
固定武装 なし
最大離陸重量 (VTOL)23 t
(STOL)27 t
エンジン Silent GS-500 ×2
最高速度 (通常) 620km/h
(ヘリモード)310km/h
離着陸距離 (積載23tまで) 0m
(積載23〜27t) 510m
航続距離 通常 1,100km
最大 3,200km
ステーション なし
装備可能武装 なし
概要

 NV-01は医療体制の脆弱なわんわん帝國のために開発されたティルトローター輸送機である。限られた医療能力を有効に使うため、医師を現場へ、傷病者を後方へ迅速に輸送することを第一義として開発が進められた。
 共和国軍の輸送ヘリ・キャットバスケットに対抗する軍用機を、という向きもあったが、医療方面への要望が極めて大きかったため、兵装関連は標準装備とせず、軍・政府関係のみならず民間でも使用可能な輸送機として設計されている。ちなみに試作段階では窓が前方のみだったが、離着陸時の視界確保の面から窓が増やされることとなり、胴体の一部が再設計された。

特徴

 NV-01は固定翼に加えてターボシャフトエンジンに直結した可動式のプロペラを持ち、プロペラを傾ける(ティルトローター)ことでヘリモードからプロペラ機モードへと自由に移行することが可能である。この機構によってNV-01はヘリの小回りと固定翼機の航続距離・飛行速度を併せ持ち、ヘリに比べて比較的良い燃費と大きな輸送量、一般の固定翼機では得られない垂直/短距離離着陸機能を得ている。フル積載状態では垂直離着陸はできないが、この場合でも約500mの直線滑走路があれば離着陸が可能である。
 ローターブレードは伸縮式とされ、低速、高速、オートローテーションなど様々な速度域でエンジンを高効率で使用することができる。また、回転に伴う振動も少なく抑えられる他、前方からの突風による影響も最小限に抑えられ、医療目的での使用にも適うと判断された。
 ドライブシャフトは連結されており(クロスシャフト方式)2基のエンジン両方のパワーでプロペラを回転させるようになっている。このため、片方のエンジンがストールしても一応の飛行が可能であるが、両エンジンがストップしてもヘリモードでは通常ヘリと同様にオートローテーション(抗力のみで回転して揚力を得る)飛行が可能である。なお、万一固定翼モードで着陸しなければならない場合でも、ローターを縮めておけば地面に擦ってしまうようなことはない。

派生型

 捜索救難機、ガンシップ、早期警戒機、空中給油機などに改装/再設計するプランはあるが、今のところ開発されるかどうかは未定である。

設計
 イラスト:冴月 設定:GENZ