オリオンアーム共和国大統領府〜整備士への支援宣言

大統領という視点から、共和、および帝國における現在の整備士たちの活動、その歴史を見る。

 大統領自身もかつてはテストパイロットとして始まり、その後、長い歴史の中、整備士たちの活躍を見ている。
 http://blog.tendice.jp/200701/article_70.html
 「栄光の脚立」を踏んだ時代から幾年が過ぎたのだろうか……あの時代を懐かしくも感じる。
 NWのほとんどの民は忘れてしまっているかもしれないが、大統領が恋い焦がれる女性も整備士であり、ただひとりでFEGの全整備を引き受けていた時代もあった。彼女の整備した機体で幾度も命を拾ったことを含め、整備士という職業に思い入れがある大統領は、これらの活躍に期待を込めれずにはいられないのである。おっと、個人的事情が含まれたことはご容赦いただきたい。

 さて、かつてはそんな【個人の特化した能力】で行なわれていた整備技術も、現在は【多くの人々が知識を共有】する新時代が到来しているように感じる。
 もちろん、個々の技術の発達も目覚ましいが、それ以上に共和各国の協力、帝國との協調を根底とした技術革新により、整備士たちの能力が格段に進歩していることが明白だからである。

 大統領府は共和国、帝國がその歩調を合わせ、時に主張し、時に譲り合える理想の環境作りを手伝うべく、尽力致します。

 オリオンアーム大統領 是空とおる
 

akiharu国  来るべき共和国の宇宙開発時代、そして新型機スペースターキッシュバンの開発、akiharu国はさらなる技術と整備の力を必要としていた。しかし、akiharu国は整備については後進国であり、I=D30機以上を整備失敗で破壊したことすらある国である。さらには、人口減少で技術者の数も減っているのであった。

 ……と、いうわけで、akiharu国の技術者たちは、技術者の育成と、技術向上のために、技術者学校に地道に勉強に来ていた。もちろん教わるばかりではない、akiharu国の誇る水陸両用I=D、ターキッシュバンのホバー技術について技術を提供していた。(なお、藩国からは士季号のデータに関しては一切の流出を厳禁されていた。ヒーローショーで) また、akiharu国では整備技術の未熟さから、それを補う機体のモジュール化なども行われており、この技術についても広く共有を行った。
FEG  FEGは建国の頃からサイボーグを扱ってきた国であり、多い時期には国民の5割近くがサイボーグとなっています。それも、ただ、人間の肉体の一部を機械に換装しているというだけではありません。ここ最近の話題からひとつ例を挙げるとすれば「射出便利舎」の投擲用100m級サイボーグでしょうか。このように、用途に応じた大きさ、特性を持つさまざまなサイボーグが活躍しています。
剛性がありながらしなやかな動きができるサイボーグ。FEGではこの度提案されました整備士の技術交流に、このサイボーグ開発・整備で培った駆動系に関する技術を提供します。
海法よけ藩国  藩国の整備士は、大水車の定期チェックや、たまに使ったミケの動作確認、魔動兵器未婚号のデータ取り、救急車のメンテナンスやカタパルトの整備など、地味な作業でしか出番がなかった。この国では魔法技術が盛んで、機械系にはとんと縁がなかった。
 しかし、ここに来て、藩国は巨大ドッグを取得した。これが藩国の転換期となる。巨大ドッグ。2000人機分の生産能力を持ちながら、しかし藩国は運用に手をこまねいていた。それが一変したのは、無名騎士藩国から技術提供の手が差し伸べられたからだ。
 短期間で数十隻のシールドシップや艦船カテゴリのI=Dが建造できるようになったのは、ひとえに彼らのおかげに他ならない。この間、整備士達はその技術に追いつき、整備コストと時間を減らすために、ネジ1本に至るまでの共通化、作業のマニュアル化を図った。その結果、機械に対し知識不足だった整備士たちは、瞬く間に変貌を遂げた。次のステップでは、自ら艦船の設計/製造を行い、乗艦者たちの意見を聞いてフィードバックするなど、それまでの受動的な行動から、能動的行動に変わった。
 これが、藩国整備士の変遷である。
鍋の国  南国である鍋の国は、アイドレス工場を持ち、パイロットとしての出撃経験も多いものの、その機体を整備する環境も人員もありませんでした。しかし、現在までに3機の共和国共通I=Dを世に出しており、この度共和国宇宙軍の宇宙戦艦及び護衛機を製造するにあたり、自国での整備環境を整え、また製造で培った技術を整備にもフィードバックするという方法で技術の向上を目指しています。
 鍋の誇るおばちゃんたちの仕上げの技術は整備の面でも十分に応用できるものであり(すり減ったパーツを見分ける目も優れ、閉め損なうネジなど許さない)他国の整備担当者との技術交流により、よりよい整備テクニックの普及を目指しています。
レンジャー連邦  レンジャー連邦は芥辺境藩国と並ぶ航空機運用国であり、航空機整備に関して共和国の中では一歩抜きん出た存在となっています。
この国の整備士達は愛の民の名に違わぬ「整備愛」を持って日々研鑽に努めており、慎重・堅実な国民性も手伝って、丁寧かつ確実な仕事とする事で有名です。
 現在、連邦の誇る美しき燕姫「ラスターチカ」の開発で遂げた飛躍的な技術の進歩に加え、各国との技術協力で結ばれた「バッジシステム」により、整備士同士の交流が盛んに行われていますが、今回行われる全国を挙げての技術交流と、無名騎士藩国国立工部大学「技術教育学部」の設立により、整備士たちの更なる躍進が期待されています。
ジェントルラット藩国  整備力の輸出を主な産業としているジェントルラット藩国には、航空機からRB、果ては竜にいたるまでの様々な機体に対する整備ノウハウが蓄積されています。
 これらのノウハウを、整備しやすい構造を考えたアイデアとして標準化規格に提供することで全体への貢献とし、合わせて講師を派遣することでNW全体の整備力の底上げを図って行ければと考えています。
 また、これらにより最終的な整備の受け皿となるであろうジェントルラットが、整備を受注した際の効率を上昇させると共に、より機体を大事に使おうという意識を広めていこうと思っています。

 我々にとって整備派遣は商売ではありますが、それより先にメカが好きなのです。
多くの国でメカが大事に使われることを願い、その一助となれればと思っています。
世界忍者国  世界忍者藩国からの技術交流組は、メモ帳にカメラ、ビデオ、ボイスレコーダーを全員が全員その全てを装備という重装備で技術交流に臨んだ。
 技術力は決してお世辞にも進んでいるとは言い難く。だからこそ、今回の交流によって平均レベル以上に技術力を引き上げる狙いがあったため各員本気だったからである。
 また、技術班の編成に辺り、わんわん帝国所属の藩国には、旧人狼領地出身の技術者を中心に接し、にゃんにゃん共和国側は以前より交流のあった羅幻王国の技術者達との積極的な技術交流が図られた。
玄霧藩国  産業の比重を医療に傾けすぎていた事の反省から、玄霧藩国内では、新たな産業を開拓しようという機運が高まっていた。
 食糧品系、護衛産業系。そして、医療の陰に隠れながらも発展してきていた、整備産業に目をつける動きである。

 目立つ事は決してなかったものの、医療と整備を両立出来るというのが玄霧藩国の元々の売りである。
 その整備力は特別高いわけではないにせよ決して低いものでもなく、対応経験のある機種の幅も広かったから、
整備産業を盛り立てようという動きには追い風が吹いていたと言ってよい。
 特に、盟友国である無名騎士藩国の整備は、玄霧藩国が一手に引き受けてきていた。
 ゆえに、かの国が開発した機体の整備資料のうち幾らかが、動乱の影響で欠損してしまっていた事は、
即ち玄霧藩国の整備実績から貢献できる部分が明確に存在する事を示し、欠けていたピースを埋める事になるという事実を示している。
 そして、玄霧藩国としても、整備技術の更なる向上による整備産業界への進出は望ましいものであったから、
今回の整備技術統合は、両者にとって非常に都合の良いものだったのだ。
 かくして一度は解れた整備技術の体系は編みなおされ、他の糸と混ざってより強固な一本の技術にまとめられていく。NWの整備新時代の幕開けであった。
ナニワアームズ商藩国  ナニワの整備士達は、整備作業に関わる知識ならばなんでも積極的に取り入れてきた。
地下の機械化された生活インフラを維持するため、なくてはならない存在とされ、仕事も多岐に渡っていた彼らは、整備以外のノウハウも多く持っており、そしてそれがあることで整備効率をあげられることを知っていた。
 国ごとに整備時の癖もあれば、整備組織の在り方も違っているところもあるだろう。それらを分析し、いい所は全部吸収して自分のものとすればもっといい仕事ができる。
他国のやり方を知るいい機会が来たと、彼らは喜んでいた。ここで得られた情報は、開発予定の次期主力機の開発にも役立てられることだろう。

 良いものは何でも吸収し、常にいい仕事ができる状態を保つことを心がけるべし。
それを次代の整備士達に教えられれば、技術低下問題など起きないと彼らは信じているのだった。
フィーブル藩国  機体生産を行わなくなって久しいフィーブル藩国であっても、整備士達による技術研究は行われているようだった。それは、いつかフィーブル藩国のパイロットが機体を駆る時を信じており、その時に整備士達が答えられないようでは整備士の名が泣くと、そういった切実な願いがあるからに他ならない。最近になって情報技術を高めつつあるフィーブル藩国では、ハード面の他にも、ソフト面でのメンテナンス能力も向上しつつある。パイロットの操縦データなどから、パイロットと機体に合わせたシステムの開発や整備に関する技術を高めて、人と機械の調和を進めていた。
羅幻王国  羅幻王国では昔から艦船の開発が盛んですが、最近になって開発製造した艦船の輸出が盛んになりだしています。しかし、艦船を輸出した国全てに整備人員を送り続けるのは現実的ではありません。そのため、艦船を輸入した各藩国のそれぞれが各国で整備し易い状況を整えることが、今後も艦船輸出を続けていく上で重要な要素になってきます。
 もちろん、艦船の製造に使われている部品の多くは全国で統一された規格のものを使っていますが、それだけでは不十分であると感じていました。
 そんな中、艦船整備の専門家として教師を派遣して各国に整備方法を広めると共に他国の最新整備技術を吸収することの出来る、無名騎士藩国国立工部大学の「技術教育学部」新設はまさに渡りに船でした。また、艦船整備とは別に施設整備の実績を持つ整備士も教師として派遣を検討している。
芥辺境藩国  整備士プロモーションの流れは、帝国、共和国。各藩国での工業的な技術を供出し、各藩国での技術の規格化を進めると言う方向で進む事となった。
 これは長いこと工場が稼動してなかった事により技術力が低下していた藩国にとってはありがたい話である。
 規格を統一する事により、物資やサービスなどの国際交換が容易になり技術情報の共有化が進み、国際間での技術的な協力や経済的な活動を助長する事にも繋がる。
 例えば、同じ形の機械を作ったとしても、使われているネジが違うとしたら強度や性質は随分と違うものになるだろう。それらを規格化することにより、安定した性能と共有制の優れた機械が作れるのである。
 芥辺境藩国では、独自技術として航空機関係の技術や整備ノウハウを提供する事になった。航空機や宇宙戦闘機の材料や副資材(ネジとかボルトナット)は使用環境が過酷な事から、I=Dなどと求められる性能が違うのである。ネジ一つをとってもI=Dに使われているものよりも精密で高級なものが使われている事が多い。必然、そのようなネジを使う作業や整備といったものにも専門性が出てくるのである。
 これらの技術を、同じく航空機の開発経験のあるレンジャー連邦とすり合わせて規格化することにより、更なる技術発展が約束される事だろう。
 レンジャー連邦の整備士は「整備愛」をテーマに置いた、丁寧かつ確実な仕事をする事で有名である。慎重で堅実な国民性から醸成された優れた整備術である。これは精密部品をおく扱う作業ではとても重要な技能だ。芥辺境藩国でも学ぶべき事が多いことだろう。
 また、無名騎士藩国で技術教育学部の新設があると聞く。芥辺境藩国の整備士もこれに参加する予定である。これにより十分な人材交流が行われ現実的な技術の発展が見込まれるだろう。
リワマヒ国  迷宮災禍に見舞われ多くの犠牲者を出したリワマヒ国は産業復興のため、新たに整備技術の習得を目指していた。また、リワマヒ国に建造される大規模整備工場にて今後行われる整備活動において、技術員の育成は藩国運営上急務であった。
 一方でリワマヒ国から提供されたものとしては、唯一リワマヒ国が持っていた資源削減技術が統一規格と共に整備のローコスト化に
おおきく寄与するだろうと考えられた。 また、テラ領域で広く用いられている名輸送機きゃりっじを要するリワマヒ国が参加することは、きゃりっじ系列の輸送機における整備性をより増す事に繋がった。
ゴロネコ藩国  ゴロネコ藩国の整備士達も今回の整備の技術交流と発展通じて他国の良いところを取り入れ、僅かばかりの自国のノウハウの伝達を行っていた。
 ゴロネコ藩国では猫妖精とリアル猫が整備士の仕事を行っており、猫達のバランス感覚により高所や足場の悪い場所や体の小ささを生かした閉所での作業を得意としている。
水車等の原始的な機械の整備や橋等の整備点検等が主な仕事である。
今回はそうした経験を生かし高所や閉所での作業ノウハウを供出する事となっている。